事業報告書

第18回 田んぼ学校【田植え編】を開催しました

第18回田んぼ学校 田植え編 開催報告 令和8年6月14日(日)、埼玉県熊谷市の古宮神社及び近隣の田んぼにおいて、「第18回田んぼ学校 田植え編」を開催いたしました。 当日は、午前10時にJR熊谷駅南口より送迎バスが出発し、午前10時15分に古宮神社へ到着しました。 到着後、開校式を行い、古宮神社の茂木宮司、当財団の佐久間事務局長、田んぼ管理者の村田様より、それぞれご開会の挨拶の後、参加者一同で豊かな実りを願う「豊作祈願祭」を斎行しました。祭典では、地元小学生による浦安の舞が奉納され、厳かな雰囲気の中にも、地域の伝統文化にふれる貴重な機会となりました。 また、子供から大人まで参加者の中から希望者を募り、神饌の伝供をお手伝いいただくなど、神社の祭りを身近に体験していただきました。 その後、当財団の佐久間事務局長より「田んぼの仕組みと役割」について講話を行いました。田んぼが単にお米を育てる場所であるだけでなく、水を蓄え、自然環境を守り、生きものを育む大切な役割を担っていることを、参加者にわかりやすく説明しました。 続いて、茂木宮司より「日本人とお米」と題した講話をいただき、お米と神社、祭り、日本人の暮らしとの深いつながりについて学びました。 昼食時間には、お米から作る昔ながらのお菓子「ポン菓子」づくりの実演を行いました。 参加者は製造工程を見学し、最後に大きな音とともに完成する瞬間には、子供たちがレバー操作を体験するなど、会場は大いに盛り上がりました。 また、神職であり歌手としても活動されている涼恵さんによる歌の披露もあり、田んぼ学校に彩りを添えるひとときとなりました。 午後からは、いよいよ田植え体験を行いました。参加者の中から募った子供たちが、早乙女や白丁の衣装を身にまとい、その子供たちを先頭に、古宮神社から田んぼへ移動しました。 昔ながらの装束をまとって田んぼへ向かう姿は、神事と稲作が一体となって受け継がれてきた日本の農耕文化を感じさせるものでした。 田んぼには2本のロープが張られ、参加者は二列になって素足で田んぼに入りました。泥の感触を味わいながら、苗を一株ずつ丁寧に植えていくことで、子供から大人まで、手植えによる田植えの大変さと楽しさを実感しました。 当日は曇り空で、さわやかな初夏の風が吹く中、参加者にとって快適な田植え体験となりました。 参加者の手により田んぼの約8割を植えた後、田植え機によるデモンストレーションを行いました。昔ながらの手植えと、現代の機械による田植えを比較することで、稲作の歴史や農業技術の変化についても理解を深める機会となりました。 今回の田んぼ学校では、豊作祈願祭、講話、ポン菓子づくり、歌の披露、田植え体験、田植え機の実演を通じて、参加者が「お米ができるまで」の一端を楽しく学ぶとともに、日本人の暮らしとお米、神社、祭りとの関わりを体感することができました。自然の恵みへの感謝と、食を支える農業への理解を育む有意義な一日となりました。
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