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『宮中 季節のお料理』より

第4回 立春のお料理
令和8年1月29日
 上皇・上皇后両陛下のご成婚60年を記念して、平成31年に出版された書籍『天皇・皇后両陛下ご成婚60年記念 宮中 季節のお料理』は、宮内庁の監修により、『皇室』編集部が編集を担当、宮中に伝わる四季折々のお料理や各種宮中行事に供されるお料理を初公開した画期的な一冊です。本書に掲載された、宮内庁大膳課(だいぜんか)による、王朝時代を彷彿させる古式ゆかしい儀式料理や、季節感あふれる美しい節句料理など、貴重な写真のなかからダイジェストで紹介していきます。

書籍については→https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594081775


2月4日頃 ご朝餐 御所にて
立春七草粥(ななくさがゆ)


 一年を24等分した二十四節気の第1が「立春」で、冬から春に移る時節です。通常は立春の初日を指し、例年2月4日頃がこれに当たります。
 この日、両陛下には1月7日と同じく、ご朝餐に「七草粥」が出されます。
 土鍋に丸小餅を2つ入れた七草粥を盛り、別皿に奈良漬瓜などの漬け物を添えます。七草はセリ(芹)、ナズナ(薺)、ゴギョウ(御形)、ハコベラ(繁蔞)、ホトケノザ(仏の座)、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)。前年末に献上された七草を天皇陛下(上皇陛下)がお育てになったものを使うこともあります。

前回はこちら→https://www.nihonbunka.or.jp/column/koushitsu/detail/100791




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