1970年大阪万博の会場跡地(現・万博記念公園)には広大な人口の森があります。今から50年以上前、万博閉幕後にパビリオンは取り壊され、更地になった土地をこの地域の森林(植生)を再生するためシイ・カシ類を中心とした常緑広葉樹の植栽がおこなわれ人口の森づくりが始まりました。
この度、写真家の畑祥雄さんが4年間この森に通って撮りためた写真集「奇跡の森EXPO'70」が出版されたことを記念して千代田区東神田のKanzan galleryで写真展が開かれています。50年が経過した人口の森が東京の明治神宮の森と同様に奇跡の森といわれる由縁を垣間見ることができます。
「人類の進歩と調和」をうたった同万博の「調和」を体現した森の姿を見ることができます。