日本の伝統精神、文化と切り離すことが出来ない「米作り」を体験して学ぶ「田んぼ学校」を継続開催しました。同学校では稲作体験はもとより、米の歴史や信仰、植物学的な面からもアプローチする米の総合学習をおこなっています。
今回、第8回となった田んぼ学校は平成26年6月22日に田植えを熊谷市の古宮神社(茂木貞純宮司)にて行いました。本年も小学生や保護者、國學院大學の学生など約100人が参加しました。
6月22日、田植え編の開校式では、米作りなどについて茂木宮司や田んぼ学校スタッフが子供達にも分かりやすく説明。引き続き同神社で豊作祈願祭が斎行され、忌衣を著けた子供が献饌を体験しました。祝詞奏上の後、地元の女子小学生達が舞姫を務め「浦安の舞」を奉奏しました。祭典後には、茂木宮司が集会所にて「日本人とお米」と題して講話をおこないました。
昼食後、神社近くの田圃に移動して田植え体験を実施しました。まず、早乙女と白丁姿の子供達が一列に並んで田植えを行うと、残りの参加者も田圃に入り、慣れない手つきで苗を植えていきました。
残念ながら、10月5日に予定されていた稲刈編は台風18号の接近に伴い、参加者の方の安全を考慮した結果催行中止となりました。